肩こりとは
肩こりとは、筋肉が緊張している状態のことをいいます。
肩こりが起きてしまう原因は以下の3つとなります。
①姿勢の悪さと運動不足
椅子に座りっぱなしのデスクワークの人や、目や手先を使う仕事、お子さんをずっと抱っこしたり家事をする事が多い主婦の方。
長時間、同じ姿勢でいる事によって筋肉が過度に緊張状態のまま固まってしまいます。
さらに、運動不足になると肩回りの筋肉を動かす機会がすくなくなり肩こりをしてしまう原因となってしまいます。
②ストレス
精神的なストレスがかかると、気づかないうちに体全体に力が入ってしまいます。
もちろん、首や肩、腰も含まれ、筋肉の過度な緊張状態はさらに悪化する原因となってしまいます。
③冷え
冬の寒さだけではなく、夏場の冷房にも要注意です!!
高い場所から首や肩に冷風が直撃すると寒さで肩回りの血流が悪くなり筋肉の緊張状態はさらに悪化してしまいます。
つらい肩こり解消法
「肩たたき」よりも「肩もみ」
祖父母に肩をトントンと肩たたきしたりしませんでしたか?肩たきしてもらうと肩こりが少し解消した気になるからです。
ですが、肩こりを解消するには、「肩もみ」がおすすめです。
げんこつで強くたたく肩たたきは緊張した筋肉には逆効果です。上手な肩もみのコツは、指先でギューギューと揉まず、手のひらの温もりを伝えるつもりでゆっくりと優しくなでるように行う事。
この方法なら肩もみをする人も疲れません。
1日5分「新聞紙の素振り」
竹刀を振りおろすようにする素振りは、肩こりの解消におすすめの運動です。
肩より上に腕を振り上げる動きは、肩回りに適度な筋肉をつけ、固まった筋肉をほぐしたりします。
さらに血流を促進して、こりを改善する効果も期待できます。
竹刀を買い素振りもするのもいいですが、新聞紙を丸めたものでも効果的ですので是非試してみて下さい。
温める
温めると血行も良くなり、さらに緊張もほぐれ肩こりがなおりやすくなります。
自宅で行える手軽なものでは、使い捨てカイロと蒸しタオルがあります。
首の後ろ~ そのあと肩、肩甲骨と温めていきます。
使い捨てカイロは低音やけどする恐れがあるので直接肌につけるのはやめましょう。
肌着やタオルを肌とカイロの間に1枚挟んで使用しましょう。
他にも入浴も効果的です!!
ゆっくりと温まりながら肩を上げ下げする、回すなど、ストレッチをすると効果が上がります。
また、ぬるめのお湯に長時間つかる半身浴なども効果的です。